今回は、大人気「マインクラフト」の世界観を舞台にしたアクションアドベンチャーゲーム「マインクラフト ダンジョンズ」を紹介していきます。
「向いている人・向いていない人」、「良かった点・気になる点」などプレイ後の視点からレビューしていますので、ぜひ購入時の参考にしてください。
本作はPS5専用版は発売されていませんが、PS4版をPS5でプレイしています。
総プレイ50時間です。
【ゲーム概要】
基本情報

| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 対応機種 | PS4、XBOX、PC |
| 開発元 | Mojang Studios Double Eleven(英語版) |
| 発売元 | Switch、XBOX (日本マイクロソフト) PS4 (バンダイナムコエンタテイメント) |
| プレイ人数 | 1人~4人(オフライン時) 2人~4人(オンライン時 |
| 発売日 | PC(早期アクセス版) 2018年5月23日 PC(正式リリース) 2022年6月21日 PS5、Xbox 2024年12月4日 |
| 対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
【ゲーム評価】
向いている人
- ハクスラやダンジョン初心者の人
- アクションを楽しみたい人
- ハクスラが好きな人
- 協力プレイを楽しみたい人
- ビルドを考えるのが好きな人
- マインクラフトの世界観が好きな人
向いていない人
- ストーリー性を求めている人
- オープンワールドで遊びたい人
- 周回プレイが苦手な人
- 建築やクラフトを求めている人
- マイクラらしさを期待している人
良かった点
- 操作がシンプルで遊びやすい
- マイクラの世界観でプレイできる
- 従来の建築とは違った楽しさがある
- ダンジョン内に様々なギミックがある
- 協力プレイならではの楽しさがある
- 初心者でも理解しやすいハクスラ要素
気になる点
- クロスプレイの設定が難しい
- 1つのダンジョンが長い
- 強武器に偏りがある
- 全体的にアイテムがやや少ない
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【項目別評価表】

| システム | |
| グラフィック | |
| アクション | |
| ハクスラ |
システム
ダンジョン探索

本作は、マインクラフトの世界観をベースにしたシンプルなハック&スラッシュゲームです。クラフトやサバイバル要素はなく、ダンジョンに潜って敵を倒し、入手した装備でキャラクターを強化していくのが基本的な流れになります。
ダンジョン内ではゴール到達が目的で、道中にはゾンビやクリーパーなど、原作おなじみのモブが多数登場します。さらに本作オリジナルの敵も加わっており、見慣れた世界観の中でも新鮮さを感じられる点が魅力的です。
また、ダンジョン内に隠された宝箱や、敵がドロップする装備を集める“ハクスラ要素”も大きな魅力です。装備を厳選しながら周回する楽しさがあり、繰り返し遊びたくなる中毒性もあります。
一方で、ステージによってはクリアに30分以上かかることもあり、短時間で遊びたい人にはやや長く感じる場面もあります。ただし、目的次第でボスまで直行することもあり、この場合10分前後でクリアできるため、プレイスタイル次第でテンポよく遊べる点も魅力です。
理解しやすいハクスラ要素

本作のハクスラ要素は、初心者でも理解しやすいシンプルな作りになっています。複雑なステータス振り分けやスキルツリーはなく、キャラクターの強化は主に装備品で行っていきます。
装備品には「エンチャント(特殊効果)」が付与されており、より強力な組み合わせを求めて周回を重ねていくのが本作の醍醐味です。シンプルだからこそ、ダンジョン探索と装備厳選の基本をじっくり学べる点も魅力だと感じました。
ハクスラ特有の「より強い装備を求めて何度も周回する楽しさ」を体験できる作品で、初心者が最初に触れるハクスラとしても、安心しておすすめできる一本だと思います。
協力プレイの魅力

本作の協力プレイでは、仲間と一緒にダンジョンを探索しながらクリアを目指すことができます。高難易度のダンジョンでは貴重な装備が入手しやすくなるため、そういった面でもマルチプレイの恩恵は大きいと感じました。
さらに、エンチャントの中には攻撃系や味方を強化できるものなど、さまざまな種類があります。中でも、一定時間味方の攻撃速度と移動速度を上昇させる「エンチャントの書」は使い方次第で楽にボス戦を攻略できる、協力プレイならではの魅力があります。
また、拠点となる村では仲間同士で装備の受け渡しが可能なため、お互いに補い合いながら理想のビルドを効率よく整えることもできます。
協力プレイと聞くと簡単にクリアできそうに感じますが、実際は4人パーティーでも全滅することがあるなど、やりごたえもしっかり用意されています。ソロとは違った戦略や連携の楽しさが味わえる点も、本作の大きな魅力だと感じました。
グラフィック
探索欲を刺激するダンジョン

本作のグラフィックは、原作であるMinecraftの世界観を踏襲しつつ、ダンジョン攻略に特化した作りになっています。トロッコが走る鉱山や、一面が氷に覆われたエリアなど、多彩なロケーションが用意されており、見た目にも変化があって飽きにくい印象です。
ダンジョン内の建築物も丁寧に作り込まれており、「自分でもこんな建物を作ってみたい」と思わせてくれる場面が多く、プレイヤーの創作意欲を刺激してくれます。
単に敵を倒して進むだけでなく、ダンジョンを探索しながら建築のヒントを探すといった楽しみ方もでき、原作プレイヤーにとっては二重の魅力が味わえる作品だと感じました。
アクション
シンプルなアクション

本作のアクションは非常にシンプルで、「攻撃・回避・3つのスキル(アーティファクト)」だけで構成されており、初心者でも直感的に楽しめます。それでいて戦闘にはしっかりと奥深さがあり、経験者でもやりごたえを感じられる作りです。
実際に、ダンジョンゲーム経験者の僕と、初心者の妻・娘の3人でプレイしましたが、2人とも1時間ほどで操作に慣れ、「戦闘が楽しい」「この武器は気持ちいい」といった感想が多く、しっかり楽しめている様子でした。
スキル(アーティファクト)の選定や使いどころに最初は戸惑う場面もありましたが、プレイを重ねることで自然と理解できるため、安心して一緒に遊べる点も好印象です。
また、経験者の僕も序盤は物足りなさを感じる場面もありましたが、高難易度に挑戦できるようになると一気に歯ごたえが増し、回避や攻撃タイミングを意識した戦闘の奥深さを楽しめました。
全体として、操作でつまずくことなく爽快な戦闘を体験できるため、ハクスラやダンジョンゲーム初心者の入門作としても適した作品だと感じました。
近接攻撃と遠距離攻撃

本作の攻撃手段は、近接と遠距離の2種類に分かれており、武器ごとに異なるアクションが用意されています。モブを叩きつける「ハンマー系」や、ボスに高火力を叩き込める「二刀系」など、多彩な武器があり、それぞれ違った爽快感を楽しめます。
僕は、弓の「ハープクロスボウ」とアーティファクトの「雷の矢筒」を組み合わせた雷ビルドを愛用していました。敵の集団に雷が連鎖していく演出がとても気持ちよく、使い続けてしまうほどの爽快感があります。
一方で、攻略サイトを見ると強力な武器に偏りがあり、この弓ビルドもそのひとつです。武器ごとの個性や爽快感は十分にあるものの、火力の偏りがある点は楽しさを、やや損なう要素にも感じました。
それでも極端に弱い武器は少なく、特定の強武器にこだわらなければ、さまざまな武器の特徴やプレイ感を楽しめるバランスになっていると感じました。
30種類以上のアーティファクト

本作では、装備と同等、場合によってはそれ以上に重要となるのが「アーティファクト」です。30種類以上の中から3つを選択でき、「攻撃・防御・支援・召喚」など多彩な効果を持つものが揃っています。原作でおなじみのロケット花火や釣り竿が登場する点も嬉しいポイントです。
中でも、シールドを展開して味方を守る「守護のトーテム」や、“かめはめ波”のようなビームを放つ「壊れたビーコン」など、ユニークな性能を持つものもあり、使っていて楽しい要素になっています。さらに、アーティファクトは戦闘中でも変更可能なため、状況に応じて柔軟に使い分けられるのも魅力です。
敵の攻撃パターンに合わせて、防御系を選んだり火力重視の構成に切り替えたりと、戦略的な判断も求められます。シンプルな設計ながらも、アーティファクトを活かした戦闘にはしっかりとした奥深さがあり、初心者でも理解しやすく、それでいてやりごたえも感じられる点が印象的でした。
ハクスラ
装備品のレアリティ

本作では、武器や防具といった装備品にレアリティが存在し、「コモン < レア < ユニーク」の3段階に分かれています。右にいくほど希少度が高くなり、性能面でも大きな差が生まれます。
特にユニーク装備には、通常とは異なるパッシブスキルが付与されている点が大きな特徴です。単純なステータスの上昇だけでなく、装備の個性やプレイスタイルにも影響を与える要素となっています。
パッシブスキルの内容も「クリティカル率上昇」や「攻撃速度上昇」など魅力的なものが多く、理想のビルドを目指すうえで重要なポイントです。装備を厳選していく楽しさにもつながる、本作らしいやり込み要素だと感じました。
3つ選択するエンチャント

本作では、武器や防具に最大3種類まで「エンチャント」を付与することができます。ただし、多くの装備は1〜2枠までとなっており、3枠すべてが付いた装備は希少です。そのため、理想の装備を求めて厳選する“トレハン要素”も楽しめます。
特に、ユニーク装備で3枠すべてが揃ったものを入手するには根気が必要ですが、手に入れたときの達成感は格別です。また、拠点のエンチャントスミスを利用すれば、ポイントを消費してエンチャントの内容を変更することもできます。
ただし、変更結果はランダムのため狙った効果を確実に付与できるわけではなく、いわば“ガチャ”のような感覚で理想の組み合わせを引き当てる楽しさも味わえます。
【ゲーム総評】
ハクスラデビューにイチ押し作品
90点
本作は、シンプルな操作性と爽快なアクション、そして装備厳選の楽しさがバランスよくまとまったハック&スラッシュ作品です。複雑なシステムはなく、初心者でも直感的に楽しめる一方で、エンチャントやアーティファクトを活かしたビルド構築や高難易度ダンジョンでは、しっかりとしたやりごたえも感じられます。
協力プレイによる戦略性や装備共有といったマルチ要素も魅力的で、装備厳選やトレハン要素による中毒性も高く、「より強い装備を求めて周回する楽しさ」を気軽に体験できます。
一方で、強力な装備に偏りが見られる点や、ステージによってはプレイ時間がやや長く感じる場面もあり、好みが分かれる部分もあります。しかし、それらを踏まえても全体の完成度は高く、初心者から経験者まで幅広く楽しめる作品であることは間違いありません。


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