おはこんにちばんは、ウォッチです。
今回は、「ファンタジーライフi」の紹介
をしていきます。前作、「ファンタジー
ライフLINK!」から10年以上経過しての
最新作です。
僕は、本作からはじめてプレイします。
「面白いのか?」「どんなゲーム?」など
実際にプレイした感想をもとに、レビュー
していきます。
良かった点や気になる点でも紹介していき
ますので、ぜひ参考にしてください。
【ゲーム概要】

ライフと呼ばれる14種類の職業を自由に切り替えて、ファンタジー世界で自由きままな生活を送るスローライフRPG。
魚を釣ったり、料理を作ったり、島を発展させたり、時には広大なフィールドで仲間と共にモンスターと戦うことも。
どんなライフを過ごすかはあなた次第!
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 | Switch、Swich2、 PS4、PS5、XBOX、PC |
開発元 | LEVEL5 comcept |
発売元 | レベルファイブ |
プレイ人数 | 1~2人(オンライン時 1~4人) |
発売日 | 2025年05月22日 2025年06月05日(Switch2) |
対象年齢 | A(全年齢対象) |
こんな人におすすめ
- のんびりマイペースに遊びたい人
※戦闘や物語に追われず、自分の
ペースで探索や街づくりが楽しめ
ます。 - “生活系”ゲームが好きな人
※「牧場物語」「どうぶつの森」が
好きな人におすすめです。 - 1本で長く遊びたい人
※職業14種類・探索要素・クラ
フト・街づくりなど、やりこみ
要素が壮大で100時間以上プレイ
できます。 - 戦闘要素でも遊びたい人
※難しくない簡単アクションで
必殺技も爽快感があります。
【項目別評価表】

ストーリー | |
システム | |
グラフィック | |
アクション | |
建築要素 | |
ビルド |
ストーリー

子どもも大人も夢中になれる物語
本作の物語は、ある日、空から隕石が落ちて
きたことがきっかけではじまります。
世界の危機を救うような大きなテーマもあり
ますが重い内容ではなく、自身の生活や選択
を中心に物語が展開していきます。
物語も作り込まれ、感動を誘う場面もあり、
特に、トリップの過去シーンやカーラの過去
は感極まる内容でした。
子どもから大人まで幅広く遊べ、僕のような
本作からはじめて遊ぶ方でも楽しめます。
システム

14種類の職業で自由なライフ生活を
本作の最大の特徴は、14種類の「ライフ」と
呼ばれる職業を自由に切り替えてプレイする
ことができることです。
戦闘が得意な「傭兵」や「魔法使い」などの
戦闘系、木こりや採掘師の採取系、料理人や
鍛冶屋の制作系まで幅広い職業があります。
アクション時に職業も自動で切り替わるため
毎回変更する必要がないシステムは、とても
魅力的です。

クエストを通して、探索効率を向上させよ
本作では、島の住民や仲間たちから様々な
クエストを受注することができ、素材採取
・敵討伐・クラフト品など、その内容は実
にバリエーション豊かです。
一部のクエストでは、クリアすることで家具
や装備のレシピなど、貴重な報酬が手に入る
こともあるため、ストーリ進行が疲れた時に
息抜きで取り組むのもおすすめです。
また、仲間からのクエストはクリアすること
で信頼度が上昇し、採掘時にサポートスキル
を発動してくれるなど、探索効率の向上にも
繋がります。
「この仲間、実は”鍋”料理が得意なのか」と
いった発見もあり、住民ひとりひとりの個性
が感じられることも魅力的です。

簡易アクションで楽しむクラフト体験
本作のクラフト要素は、装備・消費アイテム
・家具まで幅広く自身のレベルが上がること
で制作の幅も広がっていきます。
特徴的なのは、制作時に“アクション要素”が
ある点で「ボタン・長押し・連打・回転」、
などの操作でミニゲーム感覚で楽しめます。
さらに、仲間と3人で協力して制作すれば
クオリティもアップし、必殺技で自動制作
する演出も爽快です。
一方で、操作が発生するため、人によって
は“作業感”を感じやすい面もありますが、
クラフト好きにはたまらない要素です。
グラフィック

デフォルメ調の可愛さと快適なゲーム体験
本作のグラフィックは、「どうぶつの森」の
ような柔らかく丸みのあるデフォルメ調で、
キャラクターの可愛さに癒されます。
移動時のロードもスムーズで、プレイ中の
ストレスはほとんど感じません。ただし、
オンラインプレイ時に、他のプレイヤーが
参加するたびにロードが発生する点はやや
気になりました。
特に、ガチャダンツリーでの探索は出入りが
激しいときがあり、ロード時間が積み重なっ
てテンポが崩れる場面があります。
アクション

ライフごとに異なる”戦闘スタイル”体験
本作の戦闘は、シンプルな操作でありながら
「ライフ(職業)」によって異なる戦い方が
楽しめる魅力があります。
近接の「傭兵・騎士」、遠距離の「狩人・魔
導士」など、ライフごとにプレイ感が大きく
変わるのが特徴です。
敵のレベルが70を超えると、ただ攻撃する
だけでは倒せない強敵が多く、攻撃パターン
を読み、反撃する戦略性も求められます。
また、スキルや必殺技も存在し、僕が使って
いた「傭兵」は、広範囲攻撃できるスキルや
直線状に大ダメージを与える必殺技があり、
敵の動きを予測し的中させたときの爽快感は
何度味わってもクセになるほどでした。

素材採取は駆け引きバトル
本作の「伐採」「採掘」「釣り」は、ただの
作業では終わらない“アクション性”が魅力的
で、「木・鉄・魚」の体力(HP)を削りきる
ことで素材が入手できます。
「ただコツコツ叩くだけ」だけでなくスキル
を使うことで一気にHPを削ることができ、
スキル使用時の「ピューン、ドカン!」など
の演出はやみつきになる気持ち良さです。
釣りでは、魚との駆け引きがバトル感覚で、
「糸」が切れないようにヒットポイントを
探して攻撃を当てるなど、意外と奥深い戦
略性もあります。
これらの要素はすべてスキルビルドによって
強化ができ、更に高レベルの「木・鉄・魚」
に挑む楽しさは中毒性すら感じるほどです。
建築要素

想像力を形にする、自分だけの街づくり
本作の建築は自由度が高く、プレイヤーの
思い描く街づくりをとことん楽しめます。
地面を掘って地形を整え、水を流して川や
噴水を作り、家やオブジェを自由に配置。
橋や階段をかけて街の導線を工夫するなど
やりごたえは十分です。
また、オンラインプレイでは他プレイヤー
の街を訪れることもでき、「こんな使い方
があるんだ!」と驚かされる発見もあり、
プレイヤーの個性があらわれる街づくりは
大きな魅力です。
ビルド(成長要素)

ライフレベル&ランク上げで、やり込み度MAX
本作のライフ(職業)にはレベルがあり、
最大100レベルまで育成が可能です。
僕自身、85時間プレイしてようやく一番
高いライフがレベル72で、おそらく100
時間を超えても、全てのライフをMAXに
させるのは難しく、それだけやり込み度
のある育成システムです。
また、ライフには「ランク」というもう
一つの成長要素も存在し、これはライフ
マスターのクエストをクリアすることで
上昇していく仕組みで「かけだし」から
「えいゆう」までの全6段階があります。
中でも、「マスター」ランクのクエスト
は難易度が高く内容も時間がかかるもの
で、心が折れそうになりましたが、その
ぶん達成したときの喜びは格別でした。

選ぶも育てるもあなた次第、“職”にハマる冒険ライフ
本作では、全ての職業に「スキルビルド」
が存在し、レベルアップ時に獲得できる
ポイントを使い振り分けていきます。
ビルド内容は、伐採効率アップや経験値
増加、ダメージ上昇などのパッシブ系から
技スキルといったアクション系まで多岐に
わたります。
中でも、伐採時に使用するアクション系の
スキルは「溜めて放つ」ようなものが多く、
発動時の爽快感は格別でクセになります。
ただコツコツ叩くだけでなく、技スキルで
一気に大ダメージを与える演出は「もっと
伐採したい」と思わせてくれる魅力があり
ます。
【ゲームの印象】
良かった点
- 建築要素の自由度が高い
※水の流れや地形の高低差まで調整
でき、豊富なオブジェで“理想の街”
を実現できます。 - 探索と戦闘のバランスが良い
※採取時のワクワクと戦闘のスリル
は、偏りのない楽しさがあります。 - 制作時のアクションが楽しい
※制作中に発生するアクション操作
(ボタン、連打など)が、新鮮さを
与えてくれます。 - 木・鉄・魚・畑にもボス級がいる
※ボス級の出現は「次はどんなのが
出てくるんだろう?」という収集心
をくすぐります。
気になる点
- クラフトにやや作業感があること
※制作時のボタン操作は”作業感”を
感じることがあり、人によって疲れ
や飽きを感じてしまうことも。 - オンライン時のロード頻度
※ガチャダンツリー探索時、他プレ
イヤーの出入りが激しい場合に頻繁
なロードが発生し、テンポが崩れて
しまうことがあります。
【まとめ】
総合評価
93点
寝不足になるほど面白い、14種類の職業ライフ
「ファンタジーライフi」は、採取・戦闘・
建築がバランスが絶妙に融合した自由に
楽しめる生活系ファンタジーです。
採取や戦闘時にもスキルや必殺技があり、
ボス級とのバトルは中毒性バツグンです。
街づくりは地形からオブジェまで自由度が
高く、プレイヤーの個性が出せるのも魅力
的です。
制作はボタン操作付きで楽しい反面、人に
よっては作業感が気になる可能性もあり、
オンライン時のロードはテンポを崩す場面
もあるが、「聞けばそうかも・」といった
くらいの印象だと思います。
生活と冒険、どちらも本気で楽しめる“全部
入り”のファンタジー体験は、のんびり派も
ガチ勢もハマれる1本です。
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