今回は、ゾンビが蔓延する世界で生き延びるサバイバルクラフトゲーム【7 Days to Die】について紹介していきます。
「向いている人・向いていない人」や「良かった点・気になる点」をプレイ後の視点からレビューしていますので、ぜひ購入時の参考にしてください。
総プレイ118時間です。
【ゲーム概要】

基本情報
| ジャンル | サバイバルホラー |
| 対応機種 | PS5、XBOX、PC |
| 開発元 | The Fun Pimps |
| 発売元 | The Fun Pimps Telltale Publishing (コンソール版) |
| プレイ人数 | 1人(オンライン時 1~4人) |
| 発売日 | PS5 2025年2月13日 Xbox 2024年7月26日 PC 2024年7月26日 |
| 対象年齢 | Z(18才以上のみ対象) |
【ゲーム評価】
向いている人
- ゾンビゲームが好きな人
- タワーディフェンスが好きな人
- サバイバルゲームが好きな人
- 建築やクラフト要素が好きな人
- オープンワールドが好きな人
向いていない人
- ホラーゲームが苦手な人
- ゾンビが苦手な人
- サバイバルゲームが苦手な人
- グラフィック重視な人
良かった点
- 難易度がいつでも変更できる
- チュートリアルが充実している
- 7日毎の大量ゾンビが楽しい
- 近接武器での攻撃が楽しい
- ビルドや建築のやり込み度が深い
気になる点
- ゾンビが密集するとラグくなる
- ゲーム開始時のローディングが長い
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【項目別評価表】

| システム | |
| グラフィック | |
| サバイバル | |
| 武器&防具 | |
| 建築要素 | |
| ビルド |
システム
廃墟世界でのゾンビサバイバル

本作は、荒廃した世界でゾンビに対処しながら生き抜くサバイバルクラフトゲームです。ワールド作成後でも「1日の長さ」「ゾンビの走行時間」「ゲーム難易度」などを自由に変更できるため、難しいと感じた場合は途中で設定を調整できます。
特に「24時間サイクル」は人によって好みが分かれると感じました。デフォルトの60分設定では、現実の1時間がゲーム内の1日となり、「ブラッドムーンホード」までに約7時間かかります。
僕のようにプレイ時間が限られている場合は、1日を30分に設定するのがおすすめです。探索や拠点建築を進めるうえでもバランスが良く、準備不足になることもほとんどありませんでした。
また、日中は歩いているゾンビも、夜(22時)になると走り出します。物音や接近に反応して襲いかかり、1体に見つかると周囲のゾンビも集まってくることがあります。
ゾンビゲームならではの「見つかってはいけない」という緊張感を味わえる作品です。
ブラッドムーンホード

本作の醍醐味とも言えるシステムが「ブラッドムーンホード」です。プレイ中は画面上部に生存日数が表示され、7日、14日、21日といった7の倍数の日になると、プレイヤー目掛けて大量のゾンビが押し寄せてきます。イベントはゲーム内時間の22時から04時まで続くため、生き残るために防衛拠点を築いていきます。
僕の最初の拠点は、探索中に見つけた2階建ての家でした。家の周囲や1階に「スパイク」と呼ばれるトゲ状の木の罠を敷き詰め、なんとか生き延びていました。生存日数やプレイヤーレベルに応じてゾンビの強さや種類も増えていくため、穴を掘って罠を設置したり、電気フェンスを作ったりと、新しい武器や設備を試す楽しさもあります。
中盤以降は拠点を一から作り、自分のイメージ通りの要塞でブラッドムーンを生き抜く達成感も魅力です。こうした拠点づくりと防衛の面白さは本作ならではの要素だと感じました。
商人取引とクエスト

ワールド内には4人の商人が存在し、武器や素材などそれぞれ異なる品目の売買を行っています。さらに、ゾンビの一掃や物資回収といったクエストも受注でき、報酬として武器や本などプレイヤーを強化するアイテムが手に入ります。序盤は積極的に取り組むことで、その後の生存がかなり楽になります。
クエストにはティア1〜5のレベルがあり、難易度に応じて報酬の質も変化します。ティア1〜4は家や墓地などが中心ですが、ティア5になると高層ビルや大型施設が追加され、一気に難易度が上がります。その分、クリア時には価値の高い報酬が手に入るため、やりがいも十分です。
商人との取引では、中盤までは不足しがちな車両用の「燃料(ガソリン)」や感染症治療に使う「蜂蜜」を購入していました。中盤以降は資金にも余裕が出てくるため、「本」や各種物資を購入することが多くなります。こうした取引やクエストの要素も『7 Days to Die』の攻略を支える重要な仕組みです。
グラフィック
PS4とは比較にならない鮮明さ

僕は本作をPS4版で初めてプレイしました。当時は日本語訳もなく映像の粗さも目立っていたためPC版に憧れていたことを覚えています。
その後、PS5版が発売されました。グラフィックはPC版と比べると多少の粗さはあるものの、PS4版とは比較にならないほど鮮明になっています。
一方で、ゲーム開始時のローディングの長さや、ヘリコプター移動時のマップ読み込みの遅さは少し気になりました。ただ、全体としては大きなストレスを感じることはありませんでした。
この点も含めて、PS5版「7 Days to Die」は、PS4版から大きく進化していると感じました。
世界観を再現した乗り物

本作の乗り物は、終末世界の雰囲気をより感じさせるデザインが魅力でした。探索に使う車両もピカピカではなく、世界観に合ったボロさがあり、とても雰囲気があります。
ホラーゲームはグラフィックが綺麗すぎると、かえって怖さが薄れてしまうこともあります。その点、本作のような“ちょうど良い粗さ”は、終末世界のリアルさや恐怖感をより引き立てていると感じました。
こうした雰囲気づくりも『7 Days to Die』の魅力のひとつです。
サバイバル
クセになる物資探索

終末世界を生き抜くうえで、探索は欠かせない要素です。道中の草木や小石はもちろん、ワールド内にある施設や家屋からもさまざまな物資を入手できます。
洗濯機からは衣類、冷蔵庫からは食品、車両からは車関連の物資など、探索する場所によって手に入る物資のイメージがしやすいのも特徴です。「〇〇は△△から取れるんだ」といった発見があり、探索の楽しさを感じられます。
序盤は、トイレから入手できる「泥水」と、冷蔵庫や缶詰の山から手に入る「缶詰」が特に重要です。序盤の生存を安定させるためにも、家屋の探索は優先して行うのがおすすめです。
こうした、ゾンビ世界でハラハラしながら行う探索の面白さも本作の魅力のひとつです。
スタミナ管理の重要性

本作では、生存においてスタミナ管理がとても重要な要素で、特に序盤から中盤にかけては消費が激しく、何度も危険な状況に直面しました。走る、近接攻撃、銃の使用など、ほとんどの行動でスタミナを消費するため、常に意識した立ち回りが必要です。
また、スタミナは回復より消費の方が早いため、「スキル」を獲得するか、「本」での強化を優先するのがおすすめです。使用武器の強化やスタミナ消費軽減を先に上げておくことで、中盤以降のスタミナ管理がかなり楽になります。
このような資源管理の要素も本作のサバイバルらしい緊張感を生み出しています。
食料・水分・骨折・感染症

本作では、食料や水分の管理に加え、食中毒、擦り傷、骨折、感染症などさまざまな状態異常が存在し、リアルなサバイバルを体験できます。状態異常ごとに使用する治療薬も異なるため、序盤は確認画面と睨み合いになることも多いでしょう。
僕はゾンビの攻撃で発生する「感染症」の治療方法が分からず、かなり苦戦しました。治療には「蜂蜜」か「抗生物質」が必要ですが、商人から購入するにも序盤はお金が足りず、どうすることもできずに困っていました。
後で知ったのですが、「蜂蜜」はマップ内にある丸太(半分になった木)から低確率で入手できます。もっと序盤に知っていれば…と少し後悔しています。
こうした試行錯誤や、プレイに慣れはじめてから分かる新たな発見が非常に魅力的です。
攻撃は頭部を狙え

戦闘では、弱攻撃と強攻撃の2種類のアクションがあり、スタミナ消費もそれぞれ異なります。攻撃してもゾンビがなかなかダウンしてくれない…という場面もよくありました。
スタミナを無駄に消費しないためにも、攻撃する際は頭部や足を狙うのがおすすめです。部位破壊ができるため、ゾンビの動きを止めやすくなります。
特に序盤はスキルも少なく武器のレベルも低いため、頭部や足を狙って動きを封じることを意識していました。いかに1対1の状況を作れるかが、生き残るための大きなポイントになります。
こうした緊張感のある戦闘の駆け引きは、ゾンビサバイバルの本作でしか味わえない体験です。
奇襲ボーナスダメージを狙え

本作では、ゾンビに感知されていない状態で攻撃を当てると「奇襲ボーナスダメージ」が発生します。通常攻撃よりも高いダメージを与えられるため、序盤であれば一撃でゾンビを倒すことも可能です。
奇襲攻撃には遠距離武器が向いており、特に弓矢はスタミナを消費しないため、スタミナを温存しながら戦えるのが魅力です。一方、拳銃系の武器はスタミナを消費するため、発射時の消費量を確認しておく必要があります。
また、ゾンビは銃声に反応して集まってくることがあります。武器改造パーツの「サイレンサー」を装着すると感知されるリスクを減らせるため、物資やお金に余裕があるときは装備しておくのがおすすめです。
このような奇襲や装備の工夫も、戦闘を面白くしている要素だと感じました。
武器&防具
愛用武器「スタンバトン」の爽快感

本作の戦闘では、ナックル・ナイフ・ハンマー・棍棒・バトン・槍といった近接武器から、弓・クロスボウ・ピストル・サブマシンガン・ショットガン・ライフル・マグナムまで、幅広い種類の武器が登場します。
棍棒系の武器は攻撃時の「ボカンッ」という鈍い音が特徴的で、ナイフ系は「スパンッ」と軽快な音が心地よく、武器ごとに戦闘の感触が大きく変わります。また、スキルポイントの振り分けによって強化される武器も変わるため、自分の戦い方に合った武器を選ぶことが重要です。
僕は複数のゾンビを巻き込んで吹き飛ばせる、電気付与の「パイプバトン」を愛用していました。攻撃時の音も魅力的で、ヒットしたときの「ビシュンッ!」という感覚はクセになります。
遠距離武器では、連射時の迫力がすごいマシンガンをよく使っていました。銃声は大きいですが、ロマンを求めるならマグナムもおすすめです。
セット装備の魅力

本作では、防具の種類も豊富で各部位ごとにさまざまな特性が付与されています。同じ名称の防具を揃えることで「フルセットボーナス」も発動します。防具は頭・体・腕・足の4部位に装備でき、探索で入手するほか、素材を集めてクラフトすることでも手に入ります。
特性もさまざまで、ゾンビに感知されにくくなるものや、銃使用時のリロード時間を短縮するものなどがあります。プレイスタイルに合わせて装備を組み合わせる楽しさがあります。
また、防具にはライト・ミディアム・ヘビーの3種類があり、耐久力が高いほど移動速度の低下やスタミナ消費が増えるという特徴があります。僕は移動時のストレスを減らしたかったので、ライトかミディアムでプレイしていました。こうした装備の選択も戦略のひとつです。
建設要素
形状変化の「丸型」

本作の建築は、マインクラフト以上に自由度が高く、充実している印象でした。特に驚いたのは、建築物をさまざまな形に変形できる「形状変化」と、変形要素の中に「丸型」が用意されている点です。
サンドボックスゲームを多く遊んできた僕にとって、丸型の建材はとても新鮮でした。上記の画像からも分かるように形状の種類も豊富で、思わず感動してしまいました。
また、土台がなければ上の階を建築できないなど、構造にリアルさがあるのも特徴です。こうした要素のおかげで建築のやり込み度も高く、拠点づくりがとても楽しいと感じました。こうした自由度の高さも大きな魅力です。
100種類以上のカラー

本作は、やり込み度の高い建築に加えて、建築意欲をさらに高めてくれるカラーリング機能も充実しています。ツール「はけ」を使うことで、100種類以上の色を建築物にペイントすることが可能です。
「はけ」と「ペンキ」さえあれば、複雑な手順なしに簡単に色を塗れるのも魅力です。類似ゲームのように塗装用の素材を集める必要がなく、直感的に楽しめます。
また、「形状変化」と「色」を組み合わせることで、まるでアートのような拠点を作ることもできます。建築が好きなプレイヤーにとっては、非常に奥深く飽きのこない要素だと感じました。
ビルド
プレイヤーを強化せよ

本作ではプレイヤーにレベルがあり、ミッションやチャレンジ、物資クラフト、採掘、戦闘など、さまざまな行動で経験値を獲得できます。経験値をためてレベルアップすることで、新たなスキルポイントを得ることができます。
獲得したポイントを振り分けることで、武器の攻撃力上昇や物資獲得量の増加、商人取引に役立つスキルなど、さまざまな恩恵を得られます。
ソロプレイでは頼れる味方がいないため、どのスキルを優先するかを考えながら振り分けることが重要です。一方でフレンドや他のプレイヤーと遊ぶ場合は、スキルの役割分担をすることで生存効率を高めることもできます。こうした成長システムも楽しさの一つだと感じました。
「本」を読みクラフト物資を増やせ

本作では、スキルポイントによるプレイヤー強化とは別に、パッシブスキルの獲得やクラフト可能な物資を増やせる「本」が存在します。
例えば画像にある「車両の冒険」という本は、100冊解読することでジャイロコプターまでの車両を解放(クラフト可能)できます。解放まで残り何冊かも確認できるため、作りたいものから優先して集めていくのがおすすめです。
特にバイクや車などの乗り物は探索効率が大きく上がるため、序盤から優先して集めておきたい要素です。僕は友人と2人でプレイしていたので、僕はアーマーと医療品、友人には作業台や車両関連を任せるなど、役割分担をして効率よく進めていました。
【ゲーム総評】
ゾンビサバイバルの金字塔
97点
「7 Days to Die」は、探索・戦闘・建築・クラフトといったサバイバル要素が高いレベルで融合した作品でした。ブラッドムーンホードによる拠点防衛や自由度の高い建築、武器やスキルの成長要素など、やり込み要素も非常に豊富です。
また、探索による物資収集や商人クエスト、スキルや本による成長システムなど、プレイするほどできることが増えていくのも魅力でした。ソロでもじっくり楽しめますが、フレンドと役割分担をしながら拠点を発展させていくマルチプレイも非常に面白いと感じました。
PS5版ではグラフィックも大きく向上しており、終末世界の雰囲気もしっかり表現されています。ロード時間など多少気になる部分はあるものの、ゲーム全体の没入感を大きく損なうものではありません。
サバイバルゲームや拠点建築、自由度の高いクラフトゲームが好きな人には、長く遊べる作品だと感じました。試行錯誤を重ねながら終末世界を生き抜いていく体験は、本作ならではの魅力と言えるでしょう。レビューを読んで7days to dieが気になった方はこちら


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