こんにちは、ウォッチです。
今回は、サバイバルホラーで人気を誇る
【7 Days to Die】の魅力や特徴を徹底レビュー
します。
「どんなゲーム?」「楽しめるの?」と悩んで
いる方に向けて、実際にプレイした体験をもと
に良かった点・気になった点を、わかりやすく
まとめました。
購入を検討中の方は、ぜひ最後までチェック
してみてください。
【ゲーム概要】

あなたはどれだけ生き延びられるだろうか?1800万本以上のセールスを記録した7 Daysは、他の追随を許さないクラフトと世界観のコンテンツで、サバイバルというジャンルを定義してきました。7 Daysは、アンデッドが跋扈する残酷で容赦のない荒廃した終末世界を舞台に、FPS、サバイバルホラー、タワーディフェンス、RPGをユニークに組み合わせたオープンワールド型のゲームです。このゲームでは、世界中のファンから熱狂的な反響を受けた戦闘、クラフト、略奪、採鉱、探索やキャラの成長を体験することができます。元祖ゾンビサバイバルサンドボックスRPGゲームをプレイしましょう。ナベズゲインがあなたを待っています!
ジャンル | サバイバルホラー |
対応機種 | PS5、XBOX、PC |
開発元 | The Fun Pimps |
発売元 | The Fun Pimps Telltale Publishing (コンソール版) |
プレイ人数 | 1人(オンライン時 1~4人) |
発売日 | PS5 2025年2月13日 Xbox 2024年7月26日 PC 2024年7月26日 |
対象年齢 | Z(18才以上のみ対象) |
こんな人におすすめ
- サバイバルホラーの緊張感が好き
※ゾンビに対処しながらの物資探索が
とにかくハラハラします。 - ゾンビゲームのヒヤヒヤ感が好き
※日中は歩行、夜間には走行状態に切り
替わり、7日毎に大量のゾンビが全速力
で襲ってきます。 - 建築やクラフト要素のあるゲームが好き
※建築要素はマイクラより充実している
印象で、車両も部品から造るため完成時
の達成感はバツグンです。 - マインクラフトのようなゲームが好き
※飲食や探索、農作や建築などやりこみ
要素が多く、マイクラリアルバージョン
という印象です。
【項目別評価表】

システム | |
グラフィック | |
サバイバル | |
武器&防具 | |
建築要素 | |
ビルド |
システム

廃墟世界でのゾンビサバイバル
本作は、荒廃した世界でゾンビに対処しながら
生き抜くオープンワールドゲームです。
特に印象的だったのが、初見プレイ時の恐怖。
日中は歩行状態のゾンビが、夜(22時00分)
になると走行状態に切り替わり、一定距離や
物音に反応して襲い掛かってきます。
1人にバレることで、周辺のゾンビも寄って
来るため気付けば集団になっていることも。
この時の焦りと恐怖心はホラゲーが苦手な
僕によってはトラウマです。笑
ワールド作成後でも「1日の長さ」「ゾンビ
走行時間」「ゲーム難易度」などは変更可能
なので、ゾンビが苦手な方は要チェックです。
因みに僕は、怖がりですが緊張感あるゲーム
が好きなので難易度はそのままでした。笑

迫るブラッドムーンホード
7日、14日、21日と7の倍数の日にプレイヤーを
目掛けて大量のゾンビ大群が押し寄せてきます。
これを【ブラッドムーンホード】といい、22時
から04時(ゲーム内時間)までイベントが続く
ため、防衛拠点の建築や武器の準備が重要です。
僕のはじめの拠点は探索中に見つけた2階建ての
家でした。家周りや1階を、「スパイク」という
トゲトゲの木で敷き詰め、7日後は無事生存する
ことができました。
生存日数やプレイヤーレベルに比例して、ゾンビ
のレベルや種類も増えていくため、穴を掘って罠
を設置したり、電気フェンスを作製したりなど、
新たな武器や機器を試す楽しさもあります。

商人取引とクエスト
ワールド内には、商人が存在し、クエストの受注
や報酬の受け取り、物資の取り引きができます。
クエストにはティア(レベル)があり、難易度に
応じて報酬のリアリティも変化します。
商人取引では、車両の燃料「ガソリン」、ゾンビ
の感染症治療「蜂蜜」、金銭的に余裕があるとき
は「本」や不足している「物資」などの購入で
利用していました。
ティア1~4くらいまでのクエストは家や墓地など
の探索で比較的簡単ですが、ティア5から一気に
難易度が上がる印象です。
高層ビルや施設が多く、またゾンビの種類も多く
一言でいうと恐怖です。笑
クエストクリアしたときの達成感と報酬を受取る
ワクワク感は堪らなく、入手困難な物資の入手に
も繋がるため、商人の存在はとても重要です。
グラフィック

僕は本作をPS4版で初めてプレイしました。
当時は日本語訳も無く、映像も粗さが目立ち、
PC版に憧れていたことを覚えています。
そしてPS5版が発売され、グラフィック面の感想
として、PC版より粗さはありますがPS4とは比較
にならないほど鮮明に表現されていました。
ヘリコプター移動時のマップの読み込み速度には
少し気になるところもありますが、他の車両での
読み込み時のストレスは感じませんでした。

グラフィックの粗さが丁度よく、終末世界や廃墟
をより感じさせる良い味がでていました。
探索のために利用する車両もピカピカではなく、
世界にあったボロさがありとても魅力的でした。
ホラーゲームは綺麗すぎるグラフィックだと逆に
怖さが無くなってしまうこともあるため、本作の
ような”丁度良い粗さ”は終末世界のリアル感と
恐怖心を感じられる魅力があります。
サバイバル

生存する上で探索は必須です。
道中にある草木や小石はもちろん、ワールド内に
存在する家屋にも様々な物資があります。
洗濯機は衣類系、冷蔵庫は食品、車両は車系など
探索する箇所によって収集物資のイメージが沸き
やすいため、「〇〇は△△から取れるんだ!」
という発見が楽しくクセにもなります。
家屋の探索ではトイレから入手できる「泥水」と
冷蔵庫や缶詰山から入手できる「缶詰」は、序盤
では非常に重要なので優先して探索しましょう。

スタミナ管理も非常に重要な要素です。
走行・近接攻撃・銃攻撃など、動作のほとんどに
スタミナを消費します。
回復速度より消費速度が激しいため、序盤に大群
と対峙してしまった時は、諦めモードでした。
中盤からは強化パーツ・自転車・バイクの利用や
プレイヤーのレベルアップにより、スタミナ管理
がとても楽になっていきます。

食料、水分、食中毒、擦り傷、骨折、感染症など
他にも様々な状態異常があり、使用する薬品も
症状によって異なります。
特に、ゾンビから攻撃を受けたときの”感染症”の
治療方法が分からず頭を抱えていました。
「蜂蜜」「抗生物質」で治療ができますが商人
から購入するにも金欠で死を待つことしかできま
せんできず、唯一の心残りでした。
後で知ったことですが「蜂蜜」はマップ内にある
“半分の木(丸太)”から低確率で入手できます。
「もっと序盤に知っていたら・・・」と今では
後悔しています。笑

戦闘時は、強攻撃と弱攻撃の2つのアクションが
あり、スタミナ消費も強弱によって違います。
ゾンビの頭部や足に攻撃を当てることで部位破壊
もできるため、戦闘時しか味わえない楽しさも
あります。
頭部破壊はゾンビを一撃で倒すことができます。
僕は「パイプバトン」でゾンビの頭部を集中攻撃
し頭部を飛ばせたときの快感がクセでした。
他にも、ナックルやマチェーテに棍棒など様々な
武器があり、使用時の快感も全く違うため一度は
全てを試してみてほしいです。

弓矢やハンドガン、マシンガンにライフル等を
使用しての遠距離攻撃もあり、用途に合わせた
戦闘が可能になっています。
スタミナ消費に関して、弓矢使用時は消費しない
が、拳銃使用時は消費するため、逃げ道を確保し
ながらの戦闘が重要です。
ゾンビは銃声に反応するため、武器改造パーツの
「サイレンサー」があれば安全に戦闘ができます。
また、ゾンビに気付かれず弓矢などで攻撃すると
「奇襲ボーナスダメージ」が発生し、序盤だと
一撃で倒すことも可能です。
武器&防具

本作の戦闘では、ナックル、ナイフ、ハンマー、
棍棒・バトン・槍といった近接武器から、弓・
クロスボウ・ピストル・サブマシンガン、ショッ
トガン・ライフル・マグナムといった遠距離武器
まで幅広い種類の武器があります。
スキルポイントの振り分けによって、強化される
武器が違うため、自身のスタイルに合わせた武器
選びが重要です。
僕は攻撃時の音が好きで「バトン、マシンガン」
を使用していました。因みに銃声はスゴイですが
ロマンを求めたい方は「マグナム」がお勧めです。

防具の種類も豊富で、探索で入手するか、素材を
集めてクラフトするかで入手が可能になります。
頭、体、腕、足と装着ができます。
各部位の防具には1つ1つに特性があり、ゾンビに
見つかりにくい特性や、銃使用時のリロード時間
短縮の特性など、プレイヤーの使用用途によって
クラフトしていく楽しみもあります。
また、防具名が同じものをセット装備することで
特性とは別のセット特殊効果も存在します。
防具にはライト<ミディアム<ヘビーと3種類あり
耐久値が上昇しますが、スタミナ消費が大きく
なるため、プレイスタイルに合わせた選択が重要
です。
建設要素

マインクラフトと比較すると、建築要素はかなり
充実していて、自由度の高い印象でした。
ブロックの「形状変化」という要素があり、四角
だけの形ではなく、丸みを出すこともできます。
形状の数がすさまじく多く、理解するまでかなり
の時間を有します。
プレイヤーのイメージする建物を、そのまま形に
できてしまうほど、やり込み度MAXの印象です。

ツールの「はけ」を使用することで、建物に色を
塗ることも可能です。
多彩な形状変化に加え、色も多彩でイメージ通り
の建物を建築することができます。
ビルド

本作はプレイヤーにレベルがあり、ミッションや
チャレンジ、物資クラフト、採掘や攻撃などから
経験値を得て、レベルアップすることでスキルの
「ポイント」を獲得することができます。
ポイントを振り分けることでプレイヤーの強化や
生存の確率を高めることができるため重要です。
武器攻撃力や商人取引、物資獲得量増加、解体
ツールのダメージ増加など、様々な項目があり、
建築と同等にやりこみ度は高いです。

また、ポイントとは別にプレイヤーを強化させる
「本」という物資の入手も重要です。
本は大きく2種類あり、パッシブスキルになる本、
クラフト可能物資を増やすための本があります。
【ゲームの印象】
良かった点
- 難易度変更などがいつでも可能
- チュートリアルが充実している
- 7日毎の大量ゾンビが楽しすぎた
- 近接武器が爽快感MAX
- 目的物資発見時の気持ちよさ
- ビルドや建築のやり込み度が高い
気になる点
- ゾンビが密集するとラグくなる
- ゲーム開始時のローディングが長い
【まとめ】
総合評価
97点
マイクラやアークなど建築サバイバルゲームが
好きな人には、ぜひプレイしていただきたい。
サバイバルゲームの集大成と呼べるほど、私と
しては、やりこみ要素抜群のゲームでした。
サバイバルだけでも評価が高いにも関わらず、
強化ビルドの多さや、武器防具の充実度の高さ、
また、ブラッドムーンホードに向けての下準備
でフェンスやロボット武器、落とし穴のような
豊富な防衛用ツールの設置など、やりこみ要素
がとてつもなく多い印象でした。
物資だけでなく、ゾンビや動物にも多くの種類
があり、新しい発見の連続で飽きることがなく、
100時間では全てを理解できないほどの難易度で
あり、サバイバルゲームを求めるプレイヤーの
期待以上の作品でした。
本作を気になった方はぜひプレイしてください。
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