おはこんにちばんは、ウォッチです。
ゲーム歴15年、PS4とPS5で400以上のタイトル
をプレイしてきました。
色々なジャンルをプレイしてきた僕がこのゲーム
の魅力や特徴をレビューします。
ぜひ、参考にしてください。
【ゲーム概要】

『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)』は、「NINJA GAIDEN」や「仁王」シリーズを開発したTeam NINJA(チームニンジャ)が手掛けるダーク三國アクションPRG。プレイヤーの分身である主人公は、三国志に名を馳せる劉備や曹操などの武将たちと出会い、陰謀が渦巻き妖魔はびこる乱世に呑み込まれていく。
個性的なキャラクターたちが織り成す物語と中国武術を駆使した流麗な剣戟アクションをPS5とPS4で体感せよ!
ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | Xbox、PS4、PS5、PC |
開発元 | Team NINJA |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
プレイ人数 | 1人(オンライン時 1~5人) |
発売日 | 2023年3月3日 |
対象年齢 | D(17歳以上) |
こんな人におすすめ
- ソウルライクアクションが好き
- 三国志の世界観を楽しみたい
- 高難易度の戦闘に挑戦したい
- スピード感のあるアクションが好き
- パリィや回避アクションが好き
- オンラインで協力プレイがしたい
【項目別評価】

ストーリー | |
グラフィック | |
ワールド | |
キャラクリ | |
アクション | |
武器&スタイル | |
スキルビルド |
ストーリー(シンプルな物語)

三国志で有名な「劉備」「曹操」「孫権」など
多くの名将達が登場します。
物語も至ってシンプルで歴史を知らない方でも
楽しめる内容だと感じました。
僕も三国志に関しては、「三国無双」や映画
「レッドクリフ」程度の知識しかありませんが、
十分楽しめました。
特に、「桃園の儀」や「呂布奉先」登場シーン
などは、鳥肌が立ちました。
因みに、本作においても「呂布」は強敵枠で、
迫力満点でした。
グラフィック(少し物足りない?)

グラフィックのクオリティは、「仁王」よりは
高めな印象でした。
リアルな映像美を求める人には、少し物足りなく
感じるかもしれません。
ただ、PS5・Xboxなら設定画面で「パフォー
マンスモード」と「画質優先モード」を切り替え
られるので、自分のプレイスタイルに合わせて
調整できるのは嬉しいポイントです。
ワールド(士気レベル)

本作のワールドは、「仁王」と同じくステージ制
の構成になっています。
探索要素は、「巻物」や「パンダ」、そして
攻略のカギとなる「旗」が用意されています。
また、各ステージには「士気レベル」が設定
されており、0~20の範囲で変動します。
士気レベルの差が勝敗を分けることもあるほど
重要な要素で、敵との戦闘や旗を確保することで
上げることができます。
難易度は「臥龍」「飛龍」「伏龍」「龍王」の
4段階があり、標準的な難易度は「臥龍の道」
(ノーマル)となっています。
キャラクタークリエイト(大満足)

本作もキャラクタークリエイトには力が入って
いました。
体型や顔のパーツはもちろん、毛先の微調整や
メイクのバリエーションも豊富で、かなり細かく
カスタマイズできます。
女性プレイヤーでも、こだわり抜いたキャラ作り
が楽しめるほどの充実度です。
僕は時代に合ったイケメンをイメージして作った
だけですが、細部までこだわりたい人には大満足
のキャラクリシステムだと思います。
さらに、外見コードの取得・共有も可能なので、
ネットでの交流や他のプレイヤーのデザインを
参考にするのもおすすめです。
アクション(化勁システム)

本作の戦闘の特徴は、「化勁(かけい)」と呼ば
れるカウンターシステムにあります。
敵の攻撃に合わせてタイミングよく化勁(回避)
を成功させると、相手の気勢(気)を削り、
スムーズに反撃できるのが魅力です。
化勁が決まったときの「シャキン!」という音が
クセになり、つい何度も挑戦したくなります。
成功のたびに高まる爽快感は、プレイヤーにしか
分からない気持ちよさです。
相手の気勢を完全に削り切ることで、迫力満点
の必殺アクションを繰り出せるのもポイント。
攻防の駆け引きを制することで、戦闘がどんどん
楽しくなっていきます。
武器&戦術(レア度%カッコよさ)

本作には15種類以上の近接武器に加え、弓など
3種類の遠距離武器があり、豊富な武器バリエー
ションが魅力です。
武器には「☆1~7」のレア度が設定されており、
高難易度ステージほどレアな装備を入手しやすく
なっています。
また、「武技」や「特殊効果」はランダムで付与
されるため、掘り出し物を見つける楽しさも。
さらに、武技や特殊効果は付け替えが可能なので
自分のプレイスタイルに合わせて最適な武器を
作り上げることができます。

画面左下が僕の振り分けたポイントで、メイン
は「火」、サブは「水」にしました。
各属性には攻撃系だけでなく、身体強化(バフ)
も用意されており、スキルの選択肢が豊富です。
特定の武器や属性に特化したビルドを組む楽しさ
があるのも魅力的。
僕は「術=火」というイメージが強かったので、
迷わず「火」特化型を目指しましたが、
とにかくカッコイイ仙術が多いので、ぜひ全属性
を試してみてください。
ビルドスタイル(5種類の属性)

レベルアップ(五行システム)画面では、各属性
ごとに異なる強みがあり、どこを強化するかで
プレイスタイルが大きく変わります。
属性は「火(炎)」「水(氷)」「木(雷)」
「金(毒)」「土(岩)」の5種類。
それぞれ異なる効果を持ち、使用する武器や
戦術に合わせた育成が重要です。
さらに、ステータスの振り直しが可能なので、
「間違えたぁ~!」と後悔することなく、
自分に合ったビルドを試せるのも嬉しいポイント
です。
【その他】
仁王・SEKIROとの違い

本作の戦闘は「仁王」の成長要素と「SEKIRO」
のパリィシステムを組み合わせたような仕組みに
なっています。
ただし、「仁王」ほど装備厳選の要素は強くなく
「SEKIRO」ほどパリィ一辺倒でもありません。
攻撃の選択肢が多く、幅広い戦闘スタイルを楽し
めるのが特徴です。
攻撃を当てることで気勢を蓄積し、防御や回避で
気勢を消費するシステムが採用されており、この
駆け引きが戦闘の奥深さを生み出しています。
スピーディーなアクションと戦略的な判断が求め
られる、緊張感のある戦闘が本作の魅力です。
オンラインプレイ(新たな気付き)

本作は、最大3人での協力プレイが可能です。
人数が増えると敵のステータスも強化されるため
常にハラハラした戦闘を楽しめます。
また、他プレイヤーの戦闘スタイルを参考にする
ことで、新たな戦術や立ち回りの「気付き」を
得られるのもマルチプレイならではの魅力。
1人プレイとは違った連携の面白さや戦略性を
味わえるので、仲間と協力しながらプレイするの
もおすすめです。
【ゲーム印象】
良かった点
- ストーリーがシンプルだった
- キャラクリの自由度が高かった
- 三国志の武将達が登場した
- アクションのスピード感がよかった
- オンラインプレイがあった
気になる点
- 序盤のボスから強敵
- オンライン時の武技被りが多い
【まとめ】
総合評価(高い完成度)
94点
本作では、武将たちを含めた3人プレイが可能で
一緒に戦うことで武将との信頼度がアップして
いきます。
信頼度が最大になると、その武将の装備一式を
入手できるため、やり込み要素としても楽しめ
ます。
ただし、全武将の信頼度を最大にするにはかなり
の時間がかかります。
とはいえ、信頼度を上げるためのアイテムもある
ので、装備を早く集めたい人は積極的に活用する
といいでしょう。
そして、僕が一番ハマったのが化勁システム。
強敵との戦いでは、化勁を成功させるだけでも
一苦労ですが、何度も挑戦して攻撃パターンを
掴んでいくのが楽しい。
特に、ボス戦で狙い通りに化勁が決まった瞬間の
達成感は格別。
「やってやったぞ!」と思わず声が出るほどの
気持ちよさがあるんです。
みなさんにも、この爽快感をぜひ味わってほしい
と思いました。
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