【ウォーロン フォールン ダイナスティ】2025年度の評価を徹底レビュー

PS5レビュー

おはこんにちばんは、ウォッチです。

今回は、三国アクションRPGで人気を誇った、
「ウォーロン フォールン ダイナスティ」の
紹介をしています。

2025年現在「今でも楽しめるのか?面白い
のか?」など、実際にプレイした視点から
お答えしていきます。

良かった点と気になる点でも紹介していき
ますので、ぜひ参考にしてください。
プレイ時間150時間です。

【ゲーム概要】


『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)』は、「NINJA GAIDEN」や「仁王」シリーズを開発したTeam NINJA(チームニンジャ)が手掛けるダーク三國アクションPRG。

プレイヤーの分身である主人公は、三国志に名を馳せる劉備や曹操などの武将たちと出会い、陰謀が渦巻き妖魔はびこる乱世に呑み込まれていく。

個性的なキャラクターたちが織り成す物語と中国武術を駆使した流麗な剣戟アクションをPS5とPS4で体感せよ!

ジャンルアクションRPG
対応機種Xbox、PS4、PS5、PC
開発元Team NINJA
発売元コーエーテクモゲームス
プレイ人数1人(オンライン時 1~5人)
発売日2023年3月3日
対象年齢D(17歳以上)

こんな人におすすめ

  • 三国志の世界観を楽しみたい
    ※「蜀」の劉備玄徳や関羽雲長
    など、有名武将達と物語を体験
    できます。
  • 高難易度の戦闘に挑戦したい
    ※死から学び、強敵を倒す”死に
    ゲー”を体験できます。
  • スピード感のあるアクションが好き
    ※「ソウルシリーズ」や「仁王」と
    比較しても、アクションのスピード
    感は一番でした。
  • パリィや回避アクションが好き
    ※敵の攻撃を回避したときのエフェ
    クトがとても魅力的です。
  • オンラインで協力プレイがしたい
    ※最大3人まで共闘が可能で、1人
    プレイと違った楽しさがあります。

【項目別評価】

桃園の誓い
ストーリー
グラフィック
ワールド
キャラクリ
アクション
武器&スタイル
スキルビルド

ストーリー

「蜀」の趙雲

知識ゼロでも楽しめる”三国死にゲー”

三国志で有名な「劉備」「曹操」「孫権」など
多くの名将達が登場し、物語も至ってシンプル
で歴史を知らない方でも楽しめる内容です。

僕も三国志に関しては、「三国無双」や映画
「レッドクリフ」程度の知識しかありませんが、
十分楽しめました。

特に、三国シリーズで定番化されている「桃園
の儀」や「呂布奉先」登場シーンなど、思わず
「きたぁ~!」と声がでてしまう場面
も、取り
入れられている点は魅力的でした。

因みに、本作においても「呂布」は強敵枠で、
倒すのにかなり苦労しました。笑

グラフィック

拠点(天柱山の隠れ里)

映像よりアクション派なら気にならない

グラフィックのクオリティは、「仁王」よりは
高めな印象ではありましたが、リアルな映像美
を求める人には、物足りなく感じるような印象
でした。

ただ、PS5・Xboxなら設定画面で「パフォー
マンスモード」と「画質優先モード」を切り替え
られるので、自分のプレイスタイルに合わせて
調整できるのは嬉しいポイントです。

ワールド

ステージ選択画面

旗を確保し士気を上げ、巻物と
パンダを集めよ

本作のワールドは、「仁王」と同じくステージ制
の構成になっています。
探索要素は、「巻物」や「パンダ」、そして
攻略のカギとなる「旗」が用意されています。

また、各ステージには「士気レベル」が設定
されており、0~20の範囲で変動します。
士気レベルの差が勝敗を分けることもあるほど
重要な要素で、敵との戦闘や旗を確保することで
上げることができます。

難易度は「臥龍」「飛龍」「伏龍」「龍王」の
4段階があり、標準的な難易度は「臥龍の道」
(ノーマル)となっています。

特に印象的なのは、「旗」と「パンダ」回収で、
隠れた場所にある旗とパンダはステージによって
は非常に見つけにくく、発見できたときの喜びは
本作でしか味わえない魅力があります。

キャラクタークリエイト

キャラクタークリエイト画面

自由すぎるキャラメイクで
理想の自分を作れ

本作のキャラクタークリエイトはかなりの
充実度で、体型や顔のパーツはもちろん、
毛先の調整やメイクのバリエーションなど
細部まで設定可能
です。

中には、有名人そっくりのキャラを作り上
げるプレイヤーもいて人によっては数時間
没頭するほどやりこみ度満載です。

さらに、外見コードの取得・共有も可能で、
SNSやネット上で他プレイヤーのデザイン
をチェックしたり、自分の作品を披露する
こともできます。

外見からこだわりたい派の方には、たまら
ないシステムです。

アクション

回避(化勁)

中毒性抜群の”化勁”システム

本作最大の特徴とも言えるのが、「化勁
(かけい)」と呼ばれるカウンターシス
テムです。

敵の攻撃にタイミングを合わせて化勁を
決めることで相手の気勢を大きく削り、
削り切ると強力な大技で一気に叩き込む
ことができます。

特に、成功時の「シャキン!」という音
がクセになるほど気持ちよく、プレイヤ
にしか味わえない中毒性があります。

僕自身、これまで数々の“死にゲー”を
プレイしてきましたが、スピード感の
ある化勁バトルと、ハラハラするボス
戦の緊張感は本作が一番
でした。

武器&戦術

武器と武技(スキル)の装備画面

戦い方も武器も全て、自分仕様にできる

本作には15種類以上の近接武器と、
弓など3種の遠距離武器が登場します。

それぞれ「☆1〜7」レア度やランダム
な「武技・特殊効果」が付与され、
高難易度ステージで掘り出し物を狙う
“ハクスラ感”も体験できます。

武技や効果は付け替えも可能で、自分
好みの武器ビルドも作成
できます。

僕は「刀(人形のサーベル)」をメイン
に、「戟(方天画戟)」をサブで使用し
ていました。特に刀の“翻雲覆雨”という
連撃武技は気力続く限り攻め続けられて
火力と爽快感も相まってオススメです。

仙術の装着画面

80種類以上の豊富な仙術

本作の仙術は5種類で「火・氷・雷・毒・土」
各属性にはド派手な攻撃系の術から身体強化
(バフ)系も用意されており、術は全部で80
種類以上あります。

僕は、火力上昇の”火錬七傷術”と速力上昇の
“神行術”を使用する機会が多かく、攻撃系の
術より、身体強化系を目的でセットすること
で攻略していました。

因みに、「火」を選択した方には火のロマンが
感じられる”令火・煉獄真火呪”という術を試し
ていただきたいです。笑

ビルドスタイル

レベルアップ画面(最大値は200)

新鮮さを感じる五行育成システム

本作では、五行(火・水・木・金・土)
から能力を割り振る育成システムが採用
されています。

脳筋・技量ビルドや特定の武器や属性に
特化したビルドを組む楽しさがあるのも
魅力的で、僕は「術=火」のイメージが
強かったので、迷わず「火」特化型を
目指しました。

さらに、ステータス振り直しも可能なので、
「間違えたぁ~!」と後悔することなく自分
に合ったビルドを試せるのも嬉しいポイント
です。


【その他】

仁王・SEKIROとの違い

「緑」体力、「橙」気勢-、「黒」→「青」気勢+

気勢を巡る駆け引きがアツい
戦略型アクション

本作の戦闘は「仁王」の成長要素と「SEKIRO」
のパリィシステムを組み合わせたような仕組みに
なっています。

ただし、「仁王」ほど装備厳選の要素は強くなく
「SEKIRO」ほどパリィ一辺倒でもありません。
攻撃の選択肢が多く、幅広い戦闘スタイルを楽し
めるのが特徴です。

攻撃を当てることで気勢を蓄積し、防御や回避で
気勢を消費するシステム
が採用されており、この
駆け引きが戦闘の奥深さを生み出しています。

スピーディーなアクションと戦略的な判断が求め
られる、緊張感のある戦闘が本作の魅力です。

オンラインプレイ

オンラインプレイで使用するジェスチャー覧

緊張と発見がある、マルチでの戦略バトル

本作は、最大3人での協力プレイが可能です。
人数が増えると敵のステータスも強化されるため
常にハラハラした戦闘を楽しめます。

また、他プレイヤーの戦闘スタイルを参考にする
ことで、新たな戦術や立ち回りの「気付き」
得られるのもマルチプレイならではの魅力。

1人プレイとは違った連携の面白さや戦略性を
味わえるので、仲間と協力しながらプレイするの
もおすすめです。


【ゲーム印象】

良かった点

  • ストーリーがシンプルだった
    ※三国志ファンはもちろん、歴史
    を知らなくても楽しめる物語展開
    でした。
  • キャラクリの自由度が高かった
    ※メイクや細部調整も可能で作成
    だけで1時間以上没頭できるほど
    充実しています。
  • 三国志の武将達が登場した
    ※魏・呉・蜀の主要人物が多数登場
    し、無双シリーズと違った視点から
    彼らの物語を体験できます。
  • アクションのスピード感がよかった
    ※ソウルシリーズにはないスピード
    感があり、テンポよい戦闘が楽しめ
    ます。
  • オンラインプレイがあった
    ※最大3人協力が可能で、強敵に仲間
    と挑む緊張感や装備・戦術を見比べる
    楽しみもあります。

気になる点

  • オンライン時の武技被りが多い
    ※特定の武技に火力が集中して
    おり、共闘で出会うプレイヤー
    の多くが同じ構成になっていま
    した。

【まとめ】

総合評価(高い完成度)

 94

死してなお挑む三国死闘

本作は、三国志の世界をベースにスピード
感あふれるアクションと、戦略的な戦闘が
楽しめる作品
でした。

キャラクリや成長ビルドの自由度も高く、
プレイスタイルの幅が広いのが魅力です。

また、3人協力プレイによる連携の楽しさ、
戦い方の新たな発見ができたりなど、ソロ
とは違った楽しさも体験できます。

死にゲー初心者から熟練者まで幅広く楽し
める、“三国×死にゲー”としての完成度が
非常に高い作品です。

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