【仁王】2025年度の評価を徹底レビュー

PS5レビュー

おはこんにちばんは、ウォッチです。

今回は和風アクションRPGで人気を誇った、
「仁王」の紹介をしていきます。

2025年現在「今でも楽しめるのか?面白い
のか?」など実際にプレイした視点からお答え
していきます。

良かった点と気になる点でも紹介していきます
ので、購入時の参考にしてください。

【ゲーム概要】

TOP画面


舞台は、戦国末期の日本。戦乱で人心は乱れて賊がはびこり、さらには人智の及ばない凶悪な妖怪たちがうごめく、荒れ果てた世界。異国から数年の航海を経て日本を訪れた金髪碧眼の侍「ウィリアム」は、自らの力が生死を分ける戦国時代で、武将たちとの出会い、戦いを通して成長を遂げる。

ジャンルファンタジー
対応機種PS4、PS5、PC
開発元コーエーテクモゲームス
(Team NINJA、シブサワ・コウ)
発売元コーエーテクモゲームス
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プレイ人数1人(オンライン時 1~2人)
発売日PS4
2017年02月09日
PS5
2021年02月04日
PC
2017年11月07日
対象年齢D(17歳以上)

こんな人におすすめ

  • ソウルライクアクションがしたい
    ※「デモンズソウル」や「ダーク
    ソウル」のような“死にゲー”特有
    の緊張感と達成感を味わえます。
  • 戦国×妖怪の世界観を楽しみたい
    ※実在の武将と妖怪が共存する独自
    の世界観で、史実とフィクションが
    絶妙に融合し、没入感のある物語が
    展開されます。
  • 高難易度のゲームに挑戦したい
    ※攻撃モーションを見切り回避し
    攻撃を当てる、死から学ぶスタイル
    がクセになります。
  • オンラインプレイがしたい
    ※最大3人協力が可能で、高難易度
    ミッションクリアを目指したり装備
    を見比べたりする楽しさがあります。

【項目別評価】

ストーリー
グラフィック
ワールド
キャラクリ
アクション
武器関連
ビルドスタイル

ストーリー

本作主人公のウィリアム

歴史の裏側を描く、もうひとつの戦国史

本作のストーリーは、豊臣秀吉の死後から関ヶ原
の戦いにかけての時代を舞台に、歴史の裏側で
繰り広げられていた“もう一つの戦い”を描いた
フィクションを交えた物語です。

主人公は、実在したイギリス人航海士ウィリアム
・アダムス(三浦按針)がモデルで、完全な創作
ではなく、史実をベースにしています。

特に印象的だったのは、女優の武井咲さんが
“お勝”役を演じていたことで、有名人が登場
人物に命を吹き込む
ことで親近感が増し物語
への没入感もさらに高まりました。

グラフィック

基本操作画面

操作感重視派に刺さる軽快アクション

グラフィックのムービーシーンは美しく作り込ま
れているものの、戦闘時のグラフィックはやや
粗さを感じる部分もあり、高いグラフィックを
求める人には物足りないかもしれない思います。

ただ、その分、アクションのスピード感や操作の
快適さがしっかり表現されており、操作感やアク
ションを重視する人には大満足の仕上がりになっ
ている印象でした。

ワールド

ワールド選択画面

周回が楽しい、ルート分岐型マップ

本作のマップはオープンワールドではなくルート
分岐で構成されており、隠し通路やアイテム探索
の楽しさが詰まっています。

マップ内では、「宝箱」や「木霊(こだま)」
と呼ばれる可愛らしいキャラクターを集める要素
があり、木霊は集めることで金銭アップやドロッ
プ率増加などの「効果」を得ることができます。

また、敵の出現位置は固定されているため最初
は難しく感じるものの装備集めなどで周回して
いるうちに自然とマップ構造が頭に入る
ため
効率よく攻略できるようになります。

装備収集や木霊探しといった「やりこみ要素」
が、ルート分岐型マップだからこそ生きていると
感じました。

キャラクタークリエイト

異国の視点で描く、もうひとつの戦国史

本作『仁王』では、プレイヤーはイギリス人航
海士「ウィリアム・アダムス」として戦国時代
の日本を旅します。

彼は実在の人物であり、徳川家康に仕えた初の
“サムライとなった西洋人
”として知られ、日本
では「三浦按針(みうらあんじん)」の名を
授けられました。

ゲームの舞台は、史実をベースにしつつも、妖怪
が存在するダークな戦国時代、戦乱の最中に投げ
込まれた異国の剣士ウィリアムは、果たしてどの
ような運命を辿るのか。

また、服部半蔵や徳川家康といった歴史上の重要
人物も登場し戦国ファンには堪らない内容です。
物語も戦国時代をベースにし、ダークな世界観で
“戦国死にゲー”を体験できます。

アクション

「△」上段、「□」が中段、「☓」が下段です。「〇」納刀です。

構え切替えで、状況に対応せよ

本作では、武器に「上段・中段・下段」の3つ
の構えがあり、状況に応じて構えを切り替え、
戦闘を有利に進めていきます。

単純な連打では通用しない“読み合いと判断”
が問われる緊張感ある戦闘
が魅力的です。

  • 上段構え:火力は高いが攻撃の出が遅い。
  • 中段構え:火力と速度のバランスが良い。
  • 下段構え:火力は低いが速度が速い。

僕は鎖鎌を最初から最後まで愛用していました。
特に、上段の強攻撃(△)がヒットしたときの
爽快感がクセになる使い心地で、火力の高さと
攻撃範囲の広さに魅力を感じていました。

状況に応じた構えの切替えは、“戦略性のある
戦闘”体験と、戦いの奥深さがどんどん広がる
システムです。

画面中央の光っているものが残心です。タイミングが大切です。

残心を駆使し、気力を管理せよ

“構え切替え”と同等に重要な要素として”気力
管理(スタミナ)”があります。
気力は攻撃や回避時に消費するため、適切に
管理しなければ、敵に圧倒されてしまいます。

その際、役に立つのが残心(気力回復)です。
連続攻撃の最後に「R1」を入力することで、
攻撃時に失ったスタミナの30%~80%ほど回復
することが可能です。(数値は構えや装備効果
によって変動します)

この残心が使えるかどうかで、生き残れるかが
決まると言っても過言ではありません。ただし、
最初は戦闘に集中しすぎて押し忘れることがある
ため、“呼吸するように残心”が出せるようになる
までとにかくクセづけが大事です。

武器関連

鍛冶屋

鍛えて継いで、理想の一振りを作れ

「仁王」では、鍛冶屋を使って武器防具の改造・
合成・分解が可能で、ただ強い装備を拾うだけで
なく、自分好みにカスタマイズできる”育成の奥
深さ”が魅力です。

武器には使用することで「熟練度」が上がる要素
があり、最大まで育てると特殊効果を他の武器に
継承することも可能です。
これにより、性能だけ
でなく「効果の組合わせ」にもこだわれるように
なります。

また、本作には敵や宝箱、ステージ報酬から装備
を集めるハクスラ要素も充実しており、「目的の
効果付き装備を狙って周回する」なんてやり込み
要素もあります。

強さと個性を両立させる装備づくりの楽しさと、
自分だけの最強装備が完成したときの喜びも、
「仁王」の魅力だと感じました。

ビルドスタイル

能力開花(レベルアップ)画面

能力開花で自分だけのスタイルを極めろ

「仁王」では、ゲーム内通貨(アムリタ)を消費
して能力を強化する“能力開花”があります。
ステータスは全部で8項目あり、使用する武器や
スキルに応じて伸ばす項目が変わってきます。
自分のプレイスタイルに合わせてスキルポイント
を自由に振り分けて育てていけるのが魅力です。

僕は鎖鎌メインで「忍」を優先して上げ、火力
を補うために「技」を伸ばしていました。
また、耐久面は状況に応じて「体・心」に振り、
生存力と気力管理の底上げを図っていました。

使う武器によって効果のある能力値が変わるので
「どんなスタイルで戦いたいか?」を考えながら
ステータスを確認して計画的に振り分ける
ことが
能力開花システムで魅力です。

守護霊の選択画面

これぞ仁王の象徴、「守護霊」

「仁王」の特徴的なシステムの「守護霊」。
装備することで特殊スキルやステータス補正が
得られ、使用する武器や育成ビルドに合わせて
選ぶのが基本です。

守護霊は全部で25種類以上存在し、個性的な
スキルや補正効果を持っています。さらに、
“憑依”させて発動する”守護霊必殺技”は迫力
満点です。

特に、特大の炎が一瞬で武器に宿る瞬間は、
思わず「うおっ」って声が出るほどテンション
が上がります。笑

戦術面でも演出面でも「守護霊」は仁王らしさ
の象徴的システム
のひとつで、どの霊を選ぶか
で戦い方も楽しさもガラリと変わるので、ぜひ
自分にぴったりの相棒を見つけて下さい。


【ゲーム印象】

良かった点

  • 有名人が演じるキャラに注目
    ※武井咲さんが「お勝」役を担当
    するなど、キャストが物語に深み
    を与えてくれます。
  • 無双シリーズおなじみの武将が登場
    ※服部半蔵や徳川家康など、戦国
    ゲーム定番の武将が多数登場し、
    歴史や無双シリーズが好きな方なら
    自然とのめり込んでしまいます。
  • 死にゲーが体験できる
    ※「ダークソウル」系の緊張感ある
    戦闘が好きな人はより楽しめます。
  • オンライン協力プレイがしたい
    ※他プレイヤーと3人共闘やビルド
    の見比べができ1人では味わえない
    プレイ体験ができます。

気になる点

  • 難易度が高い
    ※スピーディーな敵の攻撃は慣れる
    まで回避が難しく、初心者は根気が
    試されるほど“死にゲー”要素が強い
    と感じました。

【まとめ】

総合評価

妖怪うごめく戦国で”死にゲー”を体験せよ

戦国×妖怪の世界観がとにかくユニークで引き
込まれます。

構え切替えや残心など、戦闘はテクニカル感が
高く、戦略も大切で奥深い印象でした。

装備やビルド設計、守護霊の選択など、自由度
が高く、やり込み度も満載です。

有名武将や豪華キャストのムービーは見ごたえ
があり、ゲーム難易度は高く感じるものの、
乗り越えたときの達成感はクセになります。

死にゲー好きには間違いなく刺さること間違い
なしで、戦国好きや自由なビルド選択がしたい
方にも間違いなく楽しめる一本です。

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