【ゴーストオブツシマ】2025年度の評価を徹底レビュー

PS5レビュー

おはこんにちばんは、ウォッチです。

今回は、発売当初から高い評価を受けてきた
アクションアドベンチャー「ゴースト・オブ・
ツシマ」を紹介します。

2025年現在も「プレイする意味はあるのか?」
「面白いのか?」など、実際にプレイした感想
をお答えしていきます。

本編+オンライン合わせて170時間プレイです。

【ゲーム概要】

TOP画面


文永(十三世紀後半)、コトゥン・ハーン率いるモンゴル帝国(大元)の大軍勢が、日本侵攻の足掛かりとして対馬に上陸した。島を防衛する対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅したが――、境井 仁(さかい じん)という名の一人の武士が、かろうじて生き延びていた。
仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意し、元軍に戦いを挑むのだった。

ジャンルアクションアドベンチャー
対応機種PS4、PS5、PC
開発元Sucker Punch Production
発売元ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プレイ人数本編 1人
冥人奇譚 1人~4人
発売日PlayStation 4
2020年7月17日
DIRECTOR’S CUT
2021年8月20日
冥人奇譚 単体版
2021年9月3日
PC版
2024年5月17日
対象年齢Z(18歳以上)

こんな人におすすめ

  • 映画のような物語を堪能したい
    ※誇りを守る侍か道をはずれし冥人
    となるか葛藤が描かれた物語はまさ
    に映画のようで感情を揺さぶるもの
    がありました。
  • 剣戟、隠密アクションが好き
    ※正面から戦う「侍」と影から仕留
    める「冥人」どちらの戦闘スタイル
    にもクセになるものがあり飽きない
    仕様でした。
  • 高難易度の強敵に挑戦したい
    ※ゲーム性は「SEKIRO」に近く、
    「パリィ」や「型」システムなど
    戦略性が高くボス戦は何度も挑む
    ことになる難しさがあります。
  • オープンワールドが好き
    ※広大ながら無駄のないワールドは
    探索やサブミッションも充実でやり
    込み派も満足できるボリューム感です。

【項目別評価】

境井(主人公)と志村(叔父)
ストーリー
グラフィック
アクション
難易度の満足度
オープンワールド

ストーリー(※ネタバレなし)

本作主人公の境井仁

“侍”として生きるか”冥人”として戦うか

「侍」としての誇りを守るべきか、対馬を救う
ため手段を選ばない「冥人」となるべきか。
その葛藤を描いた完成度の高いストーリーに、
思わず引き込まれてしまう作品です。

主人公・境井仁は、決してカッコよく盛られた
人物ではなく、むしろ地味な存在ですがそれが
この時代の“リアルさ”を映しており、感情移入
してしまうほど、人物像として魅力的
に描かれ
ていました。

特に最終章では、戦闘よりもムービー見たさに
物語を進めたくなるほど、入り込んでいたのを
覚えています。

他の登場人物たちにもそれぞれの背景があり、
“対馬で生きる人々の生き様”を描いた、一本の
映画のような作品でした。

グラフィック

フォトモードで撮影した「日吉の湯」

全てが絵になる美しい対馬

本作のグラフィックは驚きの一言で、紅葉が
舞うシーンや竹林の中での決闘シーンは映画
のよう、家屋もただ建てられているだけでは
なく、人々の生活感まで感じられました。

また、フォトモードが非常に充実しており、
時刻や天候は勿論、風の流れやピント調整など
様々な調整が可能です。

アクション

「石」「水「風」「月」
型は「石」「水」「風」「月」

敵に応じて”型”を変えろ

本作の戦闘には、敵の種類に応じて使い分ける
「型」システムがあり、「石・水・風・月」の
4種類で剣には“石”、盾には“水”が有効という
具合に、戦略的に切り替える必要があります。

型ごとに攻撃モーションも異なるため、「この
型が好き。」といったプレイヤーごとの好みが
出るのも面白いところです。

特に、大勢との乱戦では型の切り替えが忙しく
なる分、勝てたときの爽快感はバツグンです。
ちなみに僕は「水の型」の△長押しで出せる
連撃技が大好きで、型を切り替えずゴリ押しで
本編を進めてしまうこともありました。笑

パリィ後の一太刀

“パリィ”がクセになる快感を味わえ

戦闘時のもう一つの重要ポイントが「パリィ」
システムで、敵の攻撃が当たるタイミングで、
ガード(L1)することで攻撃を受け流すこと
ができます。

的確にパリィが決まると「ピキン!」という
気持ち良い演出
が入り、その瞬間の爽快感が
たまりません。

ただのボタン連打では発動できないため、敵
の攻撃パターンを見極める戦略性が求められ
特にボス戦では、連撃スピードに対応しつつ
正確にタイミングを合せる必要があり、成功
したときはアクション中毒になるほどの快感
が味わえます。

背後からの一撃

隠密の”冥人”によるステルスプレイ

正面突破を得意とする“侍”に対して、背後
からの一撃や飛び道具を駆使し戦う“冥人”
は、敵の拠点も工夫次第であっさり制圧で
きてしまうこともあります。

吹き矢で静かに仕留めたり、煙玉で視界を
奪ってから闇討ちしたりと戦略の幅が一気
に広がるのは大きな魅力です。

ただし、敵に見つかった状態の戦闘は不利
になるため、“立ち回り”のスキルが重要に
なります。

バレずに侵入・襲撃する隠密プレイでは、
ハラハラ・ドキドキの緊張感
がたまらない
楽しさを生み出してくれます。

難易度の満足度

ゲーム中の設定画面

“死にゲー”ではないが、”死ねる”
難易度はある

本作のゲーム難易度は、「簡単・普通・
難しい・万死」の4段階が用意されており
初心者から上級者まで幅広いプレイヤー
が楽しめる設計になっています。

「ソウルシリーズ」「SEKIRO」「仁王」
のような、いわゆる“死にゲー”とは少し
異なりますが、最上位の「万死」では、
敵の一太刀を受けるだけで倒れてしまう

ほどの高難易度です。

そのため”死にゲー”に近い体験がしたい
というプレイヤーにも満足度の得られる
難易度になっています。

オープンワールド

全体マップの一部

広さだけではない、”深さ”のある対馬

ワールドはただ広いだけではなく、狐の祠
温泉、蒙古の野営地解放、剣豪と一騎討ち
など、様々な要素がありプレイヤーを飽き
させない作りになっています。

また、PS5版では4K解像度とロードの時間
短縮により、探索のストレスが大幅に軽減

されています。

オープンワールドや探索要素が好きな方は
トロフィーコンプリートを目指したくなる
ことでしょう。笑


【その他】

冥人奇譚

オンラインプレイ時の画面

本編とは違う、仲間と挑む”冥人伝”

「冥人奇譚」では4人協力プレイが可能です。
プレイヤーは、侍・弓取・牢人・刺客の4つ
のクラスから1つを選び、協力して高難易度
の任務に挑戦します。

クラスごとに異なる「必殺技」があります。
ダメージの侍、遠距離ダメージの弓取、回復
支援の牢人、ステルスの刺客、各々に固有の
アビリティもあり、本編とは全く違うゲーム
をしている感覚になるほど新鮮です。

一見、クリアが簡単に思える4人共闘ですが、
難易度によっては、かなりの強敵ラッシュが
続くため、失敗—なんてことも
あります。

クラス選びや必殺技のタイミング、立ち回り
を意識し、”冥人奇譚”でしか味わえない魅力
を仲間と共に堪能してください。


【ゲームの印象】

良かった点

  • 映画のようなストーリーだった
    ※感情を揺さぶられる展開の連続で、
    プレイヤーも考えさせられるような
    物語構成でした。
  • グラ面が想像以上に綺麗だった
    ※グラフィックで感動することが少
    ない僕でも、「うわぁ…!」と声が
    漏れるほど、風景が美麗です。
  • 戦闘がとにかく楽しかった
    ※敵の武器に応じて切り替える型と
    的中時の快感がクセになるパリィは
    戦闘のたびにワクワクしました。
  • オープンワールドが充実していた
    ※探索・狐の祠・剣豪との一騎討ち
    など、サブ要素も豊富で、遊び尽く
    せるほど充実しています。
  • オンラインの完成度が高かった
    ※「冥人奇譚」はクラス選びや連携
    の奥深さがあり、協力プレイだけで
    100時間は遊べたほど夢中になれま
    した。

気になる点

  • オンラインプレイの人口が減少傾向
    ※2025年現在、人口減少の影響か、
    マッチングに時間がかかるケースが
    見られました。

【まとめ】

総合評価

 96点

対馬を生きた英雄(冥人)

「ゴースト・オブ・ツシマ」は映画のような
重厚なストーリーと美しすぎるグラフィック
に圧倒される作品でした。

「型」や「パリィ」を活かした戦闘は戦略性
が高く、堂々と正面を切る”侍と暗殺を得意と
する”冥人”の戦闘スタイルもクセになる楽し
さがありました。

広大な対馬を探索する楽しさや、オンライン
での共闘モードも充実していて遊び応えは
十分すぎるほどです。

キャラや世界観に没入していく感覚は、他の
ゲームではなかなか味わえない
、2025年の
現在も“色褪せない名作”として、まだまだ
おすすめできる一本です。

ただし、オンラインは人口が減少傾向なので、
マルチを楽しみたい方はフレンドと遊ぶのこと
をおすすめします。

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